○ 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血（消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による）、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群
○次記疾患の胃粘膜病変（びらん、出血、発赤、浮腫）の改善：急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期

・胃酸の分泌を強力に抑えます。
・胃酸による胃粘膜への刺激が弱くなるので、胃炎や胃潰瘍、出血の治癒につながります。
・鎮痛薬など他の薬による胃の荒れを防ぐのにも用います。
・効き目が現れるのが早く、特に夜間の胃酸を抑える働きが強いお薬です。
・今すぐ対処したい胃のトラブルに。
・朝起きたときや空腹時に感じる胃の痛みに。
・胃酸は、本来、胃腸に侵入してくる“ばい菌”を殺菌する大切な役目をしています。けれど、胃壁が弱っていると、胃粘膜を荒らし、胃炎や胃潰瘍（胃粘膜の傷）の原因にもなります。

主な副作用として、発疹・皮疹、じん麻疹、顔面浮腫、便秘、月経不順、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、医師に相談してください。

・舌の上にのせ湿らせ、舌で軽くつぶし、唾液のみで飲むことができます。
・腎臓病、肝臓病、心臓病のある人は慎重に用います。
・胃酸が少なくなる関係で、他の薬の吸収に影響する可能性があります。服用中の薬は市販薬も含め、必ずお知らせください。